Topページへ

日本聴覚言語障害学会の沿革
本学会は1972年、聴覚や言語の障害に関する心理・医療・教育等について、研究論文を通して会員相互が情報交換を図り、研究の向上を目指すことを目的して、東京学芸大学特殊教育研究施設(当時)の大和田健次郎教授を中心に設立されました。当初は「聴覚言語障害刊行会」として設立され、年4回の会誌を発行して参りました。1974年・第3巻4号から「聴覚言語障害研究会」と名称を変更し、さらに2000年からは「日本聴覚言語障害学会」となり今日に至っています。
この間、1997年12月には言語聴覚士法が成立し翌年9月から施行され、さらに2007年度からは、特殊教育から特別支援教育へ、という新しい理念に基づく教育が始まりました。このような背景の変化により、聴覚・言語障害児教育に携わる現場の教員の役割も微妙な方向転換を強いられ、より高い専門性が求められると同時に、これまでになかった対象児童・生徒の広がりが予測されています。

日本聴覚言語障害学会 
THE JAPANESE SOCIETY OF HEARING AND LANGUAGE DISORDERS